こんにちは!両学長の著書『お金の大学』を読んで、コツコツと「人生の自由」を目指して行動している ぶちmum です🙋♀️
今日は、【守る力】防災グッズの見直し!
1.はじめに:防災リュック、最後に開けたのはいつですか?
2026年7月28日、熊本で最大震度7の地震がありました。
地震を感じて、ふと思い出したんです。「そういえば、うちの防災リュック、最後に開けたのいつだっけ…?」😇
我が家には、上の子が赤ちゃんだった時から10年以上更新し続けている防災グッズのExcelリストがあります。確か前回確認したのは1年前。。それを久しぶりに開いて、実物と突き合わせてみたら――期限切れがゴロゴロ出てきました。
なのでこの記事は、「ちゃんと防災やってる人の記事」というよりは、「10年リストを育てても、こうなる人の記事」です🤣。でも、だからこそ書ける話があると思っています。
この記事で分かることは3つです。
- 防災グッズを「3層」で分ける考え方と、我が家のリストの中身ぜんぶ
- 見直しを年2回・5月と11月に決めている理由
- 10年やってる人が実際どれくらい期限切れを出すのか(正直に晒します)
2.防災グッズは「3層」で分けると迷わない
防災グッズのリストを作ろうとすると、まず「何を入れるか」で検索魔になりがちです。子供もいると、かなり荷物も増えてしまいますよね💦
でも先に決めるのは中身じゃなくて、「どのタイミングで持ち出すものか」という層でした。我が家は3層に分けた上で、袋の色で見分けられるようにしています。
- 白袋…一次持出。とにかくこれだけ持って逃げる袋
- 銀袋・黒袋…二次持出。落ち着いてから取りに戻る袋
- ママBAG・子供BAG…子供の年齢に合わせて中身が変わる分(詳しくは4章で)
中身を覚えていなくても、「白を持って!」で家族に通じるのが色分けの良いところです。
| 層 | 持ち出すタイミング | 入れるものの性質 | 代表例 |
|---|---|---|---|
| 一次持出 (白袋) | 揺れが収まったら、とにかくこれだけ持って逃げる | 軽い・命と情報に直結する | 手回しラジオ、水500ml、簡易トイレ、救急セット |
| 二次持出 (銀袋・黒袋) | 安全が確認できてから取りに戻る | かさばるが避難生活を支える | 避難所での生活をラクにする日用品(タオル、食器折り紙、新聞紙、アルミホイル・ラップ、ガムテープ) |
| 家に常備 | 持ち出さない。在宅避難用 | 重い・大容量 | カセットコンロ、水2L、保存食、簡易トイレの替え |
ポイントは、一次持出を「これだけ持てば最低限なんとかなる」まで絞ることです。全部詰めたくなる気持ちをぐっとこらえて、重いもの・かさばるものは二次と常備に逃がします。
ちなみに「家に常備」の層は、我が家ではキャンプ道具とかなり兼用になっています。この話だけで長くなるので、別記事で書きますね⛺
誰が何を持つかは、状況で変わる
3層に分けたら、次は「その時いる人数で誰が何を持つか」です。ここを先に決めておくと、当日迷いません。我が家はこうしています。
| その時の状況 | 持ち出すもの |
|---|---|
| ママと子供だけ | 白袋+ママBAG+子供BAG |
| パパもいる | 上記に銀袋を追加 |
| パパと別行動になった | パパはパパで銀袋を持って避難 |
3つめがポイントです。Excelの銀袋には「家族が別々に避難する場合は一次持出」とメモが付いています。別行動なら、銀袋はパパにとっての「まず持って逃げる袋」に格上がりする、という意味です。だから銀袋の中身は、単体でも一晩しのげる構成にしてあります。
将来的には、子供たちが小学生同士そろっていれば「白袋と銀袋を子供が1つずつ、黒袋をママ」という形にできるはず。人手が増えるほど持ち出せる層が深くなる、というイメージです。
置き場所は押入れではなく、玄関の靴棚
もうひとつ、地味だけど大事にしているのが置き場所です。我が家は玄関の靴棚にまとめて保管しています。
押入れをやめた理由は2つあって、ひとつは地震で物が倒れていたら、奥から引っ張り出すこと自体が難しくなるから。もうひとつは、外出先から一度家に戻って持ち出す場面を考えると、玄関で完結するほうが早いからです。「取り出せない場所にある防災グッズは、無いのと同じ」という判断でした。
あわせて、応急処置セットはキャンプ用も兼ねて車に常備しています。被災するのが家にいるときとは限らないので、家(玄関)と車の2拠点に分けている形です。
個別の中身は、次の章でぜんぶお見せしますね。
3.我が家の中身をぜんぶ公開します
では、Excelリストの最新版(2025年5月更新)から転記します。
基本は販売されている防災リュックに、我が家に必要と判断したものを追加したり更新したりして準備しました。最初から1つずつ買っていくと大変ですからね💦 長いですが、これが10年育てたリストの現在地です📝
一次持出<白袋>
こちらのベースはセット購入したものです。「地震対策30点避難セット」という、リュックに30点まとめて入っているタイプ。それに追加や更新をしながら、必要最低限の中身にシフトさせました!
ちなみにこのセット、当時購入した時と同じ商品が今も売られていました。防災グッズって流行り廃りがないんだなあと、リストを見返しながらしみじみ思ったところです。
- 家族写真/防災頭巾(※実はどちらも未購入…後述します)
- 防災アドバイス(紙)/緊急連絡シート/ボールペン/メモ帳/髪用ゴム
- 手回し式充電ポケットラジオ(ライト・ラジオ・サイレン・携帯充電)
- 軍手/三角巾/乾電池単三×4
- 食品加熱袋/発熱剤/簡易トイレ
- レスキューシート(アルミブランケット)/レインコート/スリッパ/レジャーシート
- 除菌ジェル/カイロ×4/圧縮タオル×2/給水袋
- マルチツール(ナイフ・缶切・栓抜・ドライバー・スクレイパー)
- 救急セット(テープ・コットン・マスク・綿棒・はさみ・爪切・絆創膏・ウェットシート・体温計)
- 水500ml×4/カンパン×3/パン×2
- 緊急ホイッスル(袋の外側に装着)
二次持出<銀袋>
こちらのベースは、結婚式の引き出物のカタログギフトで選んだもの。独身時代に「なんとなく持ってた方がいいよねー」と選んだものです! それにあれやこれや追加しました。
- アルミシート/タオル/レインコート/軍手/給水袋/懐中電灯
- 水500ml×2/パン×2/えいようかん
※もともと入れていた衛生ポーチと救急セットは、車に載せることにしたので銀袋からは外しています🚗
二次持出<黒袋>
- ラジオ/携帯充電器/乾電池単三×10
- 非常用食器になる折り紙/割り箸×5/ラップ/アルミホイル/使い捨てスプーン
- 新聞紙1日分/風呂敷/ゴーグル/ビニール袋(大小)/布ガムテープ
- スリッパ/マスク/非常用ローソク・マッチ/アイマスク・耳栓
- ウェットタオル/カイロ×5/発熱剤×3/圧縮タオル×3
- ナプキン/水のいらないシャンプー/簡易トイレ
- 水500ml×3/フルーツ缶/マジックライス×2/ビスコ
- 除菌シート/ポケットティッシュ
家に常備(持ち出さない層)
- カセットコンロ・ガス缶
- 水2L×4本/保存食
- 簡易トイレ(大):トイレに常備
- ジッパー付密封袋/スティックシュガー
この中から、「入れておいてよかった・盲点だった」ものを3つだけ深掘りします。
① 手回し式充電ポケットラジオ
ライト・ラジオ・サイレン・携帯充電が1台にまとまっているタイプです。停電時は「電池が切れたら終わり」の道具が一気に不安になるので、手回しでどうにかなる保険が1台あるだけで、リスト全体の電池依存度が下がります。
② 非常用食器になる折り紙
黒袋に入っている地味な子ですが、断水時は食器が洗えません。折り紙で器を折ってラップを敷けば、使い捨て食器が何枚でも作れます。かさばらない・軽い・子供が折れる、の三拍子です。
③ 緊急ホイッスルは袋の「外側」に付ける
これは途中で気づいて変えたところです。ホイッスルは緊急時すぐに使えるようにしておくべきもの。リュックの中をガサゴソ探す時間はもったいないです。リストにもわざわざ「外に付けてる」と書いています。中身より置き場所が大事なグッズ、意外とあります。
4.年齢で変わる分は「ママBAG」と「子供BAG」に逃がす
3層の袋は、いわば基本セットです。水・ラジオ・救急セットみたいに、家族構成が変わっても中身がほとんど動かないもの。
でも実際の避難には、それだけでは足りません。おむつ、ミルク、子供の薬、音の鳴らないおもちゃ…。こういう「その時の子供の年齢でしか要らないもの」を基本セットに混ぜてしまうと、袋の中身が毎年グチャグチャになります。おむつを足すたびに白袋を開けて詰め直す、みたいなことになる。
そこで我が家は、年齢で変わる分だけを別の2つのバッグに逃がしています。
ママBAGは、防災用に新しいバッグを用意していません。いつものカバンに、保険証ポーチ・着替え1式・水筒・携帯充電器・子供の薬とおやつ…を避難前に追加する方式です。リスト上は□のチェック欄になっていて、詰めながら確認できるようになっています。普段使っているカバンなら中身を把握しているし、避難のときに「あれどこだっけ」と探さずに済みます。
子供BAGは、ママBAGに入りきらない分の受け皿です。おむつ3日分・おしりふき・着替え・ミルク…と、子供の物はとにかくかさばるので、一回り大きい茶色のショルダーにまとめています。避難時はこの中にママBAGごと入れて、ひとつを抱えて出る形です。持つのは親。
小さい子供を抱えていても避難できるように、リュックを背負って、斜めがけのショルダーをかけて、子供は抱っこ紐——という形を想定しています。
何が起こるか分からないので、両手はあけておく。この前提で持ち物の量と入れ物を決めました。
この分け方にしておくと、子供の成長で入れ替えが発生しても、動くのはこの2つのバッグの中だけで済みます。実際、10年分のリストを見返すと、白袋・銀袋・黒袋の中身はほとんど変わっていないのに、ママBAGと子供BAGだけが毎回書き換わっていました。授乳ケープがナプキンに、マグマグが水筒に、といった具合です。
なお、子供だけが家にいた場合の避難を想定した中身には、まだ見直しができていません。上の子たちも小学生になったので、この機会に一緒に用意しようと思っています。この話は小学生編で詳しく書きますね🎒
5.見直しは年2回、5月と11月に決めている
この記事でいちばん伝えたいのが、この章です。
防災リストは、作った瞬間から古くなります。 食品の期限は進むし、電池は劣化するし、子供は成長します。だから「完璧なリストを作る」より「見直すタイミングを固定する」ほうがずっと効きます。我が家は年2回、5月と11月です。
5月にする理由は、梅雨と台風の前だから。
地震はいつ来るか読めません。でも水害は「これから来る季節」がはっきり分かっています。だったら、来る前に一度開けておこう、という発想です。
11月は、5月のちょうど半年後だから。
防災食品・電池・薬の期限は、半年サイクルで見ればほぼ取りこぼしません。「5月に見たから11月」「11月に見たから5月」と、互いが互いのリマインダーになります。
ちなみに9月1日の防災の日は、「みんなが一斉に防災を意識する日」ではあるけれど、うちの場合はスルーです。世間のタイミングより、自分の袋の期限に合わせて回すほうが続く、というのが10年やった実感です。
Excel側には品名の横に消費期限の列を持たせてあって、見直しのときはこの列と実物を突き合わせるだけです。
もうひとつ大事なのが、見直し=補充だけじゃないということ。「不要になったものを抜く」のも見直しです。
実際、我が家のリストには「不要」マークの付いた卒業品がたくさんあります。使い捨て哺乳瓶はマグマグで代用できると分かって卒業。おしゃぶりは「マグマグの先に布を詰めて代用」とメモして卒業。粉ミルクのキューブもベビーフードも、離乳とともに消えました。エアーマクラに至っては「キャンプへ」と書かれて転職していきました⛺
6.実際にチェックしたら、こうでした
さて、ここからが本題の懺悔タイムです。
正直に書くと、今年は5月の見直しができていませんでした。 気づかせてくれたのは7月28日の熊本地震です。
ただ、開けてみて思ったのは「ルールが機能していなかった」ではなくて、「ルールがあったから、今こうして開くことができた」ということでした。見直しの型がなかったら、たぶんニュースを見て不安になっただけで、袋をあけることはなかったと思います。
で、突き合わせた結果がこちらです。
期限切れ・欠品だったもの
- 水500ml → 白袋・銀袋・黒袋ぜんぶ今年3月で期限切れ
- パン → 昨年末で期限切れ
- カンパン → 今年6月で期限切れ
- ビスコ → 先月切れたばかり
- フルーツ缶・カイロ → 今年春に期限切れ
いちばんゾッとしたのは「緊急連絡シート」
期限切れよりも背筋が伸びたのが、白袋に入っていた緊急連絡シートでした。
開いてみたら、3番目の子の情報が載っていません。生まれてから一度も追記していなかったんです。
しかも書いてある住所が、引っ越し前のものでした。
食品なら「期限切れてた、買い直そう」で済みます。でも連絡シートは、持っていても正しく機能しない——それどころか、はぐれた時に間違った情報を伝えてしまう可能性すらあります。
期限のあるものは列を見れば分かるけれど、家族構成や住所みたいな「変わったことに気づきにくい情報」こそ、意識して見に行かないと更新されない。今回いちばんの学びでした。
お子さんが増えた方・引っ越した方は、水やパンより先に、まず連絡シートを見てみてください🙏
期限じゃないところで引っかかったもの
今回いちばん「おおっ」となったのが、手回し式ラジオに付いていた充電ケーブルです。
取り出してみたら、全然記憶のない端子でした。笑
本体は問題なく動くのに、ケーブルの規格のほうが先に寿命を迎えていたわけです。いざという時に「充電できるはずだったのにできない」は、地味にいちばん困るやつ。
ということで、今回の見直しでUSB 3in1タイプのケーブル(複数の端子が1本にまとまっているもの)を購入します。これなら家族のスマホがどの規格でも対応できます📱
選んだのは、以前から自宅で使っていてリピート買いしているもの。巻き取り式でかさばらないので、防災リュックに入れっぱなしにするのにちょうどいいんです。
期限の列だけ見ていたら、絶対に気づけませんでした。「期限がないもの」こそ、たまに取り出して眺めてみるのが大事だなと思った瞬間です。
そして、10年間「未」のまま埋まっていないもの
- 家族写真(はぐれたときの確認用。10年間ずっと「未」)
- 名札(保険証コピー・アレルギー有無を書く用)
10年更新している人間でも、この有様です。だから、もしあなたの防災リュックが「一度作ってそれっきり」でも、ぜんぜん普通だと思います。
ここまで読んでくださったなら、お願いはひとつだけ。今日、防災リュックを開けてみてください。 中身の入れ替えは後日でいいので、まず開ける。それだけで、この記事の役目は果たせたことになります☺️
そして、もし「そもそも防災リュックを用意していない」という方は、まずセットを1つ買うところからで十分です。我が家も白袋のベースは市販のセットで、そこに家族に合わせて足したり引いたりしてきました。ゼロから1つずつ揃えようとすると、たいてい途中で止まります💦
我が家が使っているのは1人用のセットですが、同じシリーズに2人用・3人用もあります。人数分をきっちり揃えるというより、まず1つ家に置いて、そこから足していくのが続けやすいと思います。
なお、水や保存食の補充にはふるさと納税の返礼品も使えます。防災用の長期保存水やアルファ米を返礼品で確保すれば、家計的にも一石二鳥です。楽天ふるさと納税の使い方は楽天経済圏の記事にまとめています。
7.子供の年齢で中身は変わります
10年分のリストを見比べると、中身は子供の成長とともに大きく入れ替わっています。年齢別の具体的な中身は、それぞれ別記事にしました。
赤ちゃん編(近日公開)
おむつ・粉ミルク・使い捨て哺乳瓶問題など、赤ちゃん期ならではの持ち物と「代用でしのぐ」工夫をまとめます。
幼児編(近日公開)
おむつ卒業前後の切り替えと、音の鳴らないおもちゃ・おやつ選びの話です。
小学生編(近日公開)
「自分の避難バッグを自分で用意する」段階の話。避難場所の確認まで含めて書きます。
8.おわりに:完璧なリストより「更新できる形」で
防災リストは、作った瞬間から古くなります。だから大事なのは完璧なリストではなく、「更新できる形」で持つことだと思っています。我が家にとってそれがExcelであり、5月と11月という見直しの型でした。
防災グッズの管理は、『お金の大学』でいう「守る力」そのものです。資産を守る話と家族を守る話は、地続きだと思っています。「守る力」の記事はこちら。
…と、ここまで偉そうに書いてきましたが、最後に本音をひとつ。正直、Excelでの管理はめんどくさいです。 期限の列と実物の突き合わせ、地味に時間がかかります。いずれチェックリストアプリみたいに、スマホでポチポチ確認できる形にしたいなあと企んでいます。実現したら、この記事でお知らせしますね📱
今日ひとつだけやるなら、リュックを開ける。それで十分です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!